前回、「プロフィール写真は笑顔でマッチング率UP!」という記事で、マッチングアプリでは、視覚情報が全体の9割を占めるということをお伝えしました。
今回は残り1割である言語情報、つまりプロフィールの自己紹介文の書き方についてご説明します。
「1割なら大したことないのでは?」
そう思われる方もいるとは思いますが、9割でキャッチしても、残り1割がしっかりできていないと、結局は逃げられてしまいます。
つまり、「いいね!」を押してもらえないということです!
逆に言うと、プロフィールを覗いてもらえたということは、「メイン写真でのつかみはオッケー!」ということになりますよね。
せっかく、自分のプロフィールを見てくれたのですから、そのまま相手の気を引いて「いいね!」を押してもらいましょう。
それでは、どのような自己紹介文がいいのか具体的に見ていきましょう。
もくじ
プロフィールを書く前の注意点
自己紹介文を書き始める前に、いくつか注意しなければいけないことがあります。これらは男女問わず、気にするようにしてください。
- 綺麗な言葉遣いを心掛ける
- 恋愛に対して真剣さを出す
- 「結婚」というワードを出さない
- 自分のタイプは書かない
- 自分の良いところをアピール
- 「いいね全部返します」でマッチング率UP?
まず、自己紹介文の言葉遣いは綺麗にしましょう。汚いよりは綺麗なほうがいいですよね。
これが汚い人は、メッセージしたり実際に会う前に「ちょっと合わないかも…」と、相手にマイナスな印象をすでに与えています。
また、恋愛に対して「遊びじゃない!」ということを文章を読んでいて感じられるようにしてください。
例えば、「真剣にお付き合いできる人を探しています!」と書くだけでも誠意が相手に伝わります。
とは言え、気持ちが焦るばかり「結婚」「結婚」とあちこちに書いてしまうのはNGです。焦りが相手にも伝わってしまいます。
マッチングアプリに登録している人は、素敵な人と出会いたいから利用しているので、結婚ばかりに目が行ってしまい、結婚をゴールにしているような人は「デート中や結婚後を楽しめない」と思われてしまう可能性もあります。
また、これは意外かもしれませんが、自分のタイプを書くことも私はあまりオススメしません!
「男らしい人が好きって書いてあるけど、自分がそうだとは言い切れない…」
「笑顔が可愛い人がいいって書いてあるけど、私は緊張すると笑えない…」
このような人たちは「いいね!」を押しません。なぜなら、自分に自信がないからです。
実際に会ってみると頼りになる男性だったり、気を許した相手には素敵な笑顔を見せる女性かもしれませんが、自分に自信がないため、「どうせ自分は相手のタイプじゃない」と諦めてしまいます。
メイン写真でいいなと思ったから自己紹介文まで読んでもらえたのに、これだと、とても残念な結果になってしまいますよね。
自分の好みや理想は、胸にそっとしまっておきましょう。相手から「いいね!」をもらったあとに好みかどうかを考えればいいのです。
好みや理想を自己紹介文に書くくらいなら、自分のいいところを沢山アピールしちゃいましょう!
また、「いいね全部返します!」と書くだけで、「いいね!」をもらえる確率が大きく上がるので、「いいね!」が欲しい人にはおすすめです。
ただ、「いいね!」の数だけ確認作業も増えるので注意してくださいね。
プロフィールの構成と例文(男女共通)
自己紹介文を書くときは、大体の構成が決まっていると書きやすいです。
私がオススメする文章の流れは以下のような流れです。
- 簡単な挨拶
- 仕事について
- マッチングアプリを始めた理由(出会いがない理由)
- 趣味など交えた休日の過ごし方
- 自分の性格について
- 最後に一言
簡単な挨拶
冒頭の簡単な自己紹介です。名前や、出身地などを交えての挨拶文でいいと思います。
「はじめまして、〇〇って言います。〇〇出身で、今は東京に住んでいます。」
仕事について
どんな仕事をしているのか、今まではどんなことをしてきたのかなどを書いていきます。また、仕事について何かアピールできるものがあれば書いてしまいましょう。
「仕事は、不動産の営業をしています。あちこち行ってランチを食べているので、美味しいごはん屋さんだけは色々知ってます(笑)」
「仕事は保育士をしています。元気な子供達と毎日一緒にはしゃいでいます!」
マッチングアプリを始めた理由(出会いがない理由)
アプリなどを始めたきっかけについては、先ほどの仕事を理由にしちゃいましょう。
「仕事が忙しく、帰って寝るだけの毎日でした。このまま何もしなければ変わらないと思い、このサービスを始めてみました!」
「女性(男性)ばかりの職場なので、なかなか異性と出会う機会がありませんでした。」
「友達に勧められて始めてみた…」という理由が、男女問わず多い気がします。婚活や恋活をしているのは、「自分の意志」であることをアピールしてください。真剣さを伝えましょう!
趣味など交えた休日の過ごし方
休日の過ごし方は大げさにしなくていいです。普段、本当にやっていることを自然に書いてください。趣味や好きな食べ物の話をからめると書きやすくなると思います。
「休みの日は家でゴロゴロしたり、映画が好きなので、家でDVDを観ています。」
「休日は動くことが好きなので、ジムに通ったり、公園に散歩に出かけたりしてます。」
「ラーメンが好きなので、休みの日は美味しいラーメン屋さんを探しに出かけたりもします。」
自分の性格について
性格は自分で思うものを書くよりも、周りからよく言われている特徴を書くと、真実味が増して信用してもらえると思います。
自分の性格を良く見せようとし過ぎると「自分で言うの?」と、相手に思われてしまう危険性があるので注意しましょう。
「周りからはよく『いつも楽しそうだね』と言われます。確かに言われてみれば、いつも笑っているかもしれません(笑)」
「自分では全然意識していないのでわからないのですが、職場の人からは『責任感が強いよね』とよく言われます。」
最後に一言
「いいね!」を押したくなるような一言で締めてください。自分が本当に素敵な出会いを求めていることをアピールしましょう。
「真剣にお付き合いできる方と出会いたいです! プロフィールを読んでいただいて、少しでも気になった方はよろしくお願いします!」
「一緒に笑える毎日を過ごせる相手と出会えたらいいなと思っています。こんな私ですが、よろしくお願いします!」
「まだ始めたばかりで、このアプリの使い方がよくわかってませんが、よろしくお願いします。」というような締めの言葉が多いのですが、この文章は相手にとってプラスな情報が一つもありませんので、書かないようにしましょう。
プロフィールの項目は全て必ず埋める
自己紹介文以外にも、サービスによって違うとは思いますが、プロフィール項目がいくつもあると思います。
これらは、必ず全て埋めてください!
別に嘘をつく必要はありませんが、空欄だと相手の検索に引っ掛からない場合があります。
また、空欄が多いと相手も「なぜ書いていないのだろう? 書けない理由があるのかな?」と疑いから入ってしまいやすいです。
プロフィールの例文まとめ(男女共通)
最後に、これらの内容を含めた自己紹介文を作ってみたいと思います。
自己紹介の文字数は400文字までとなっているサービスもあるので、以下は400文字以内におさめています。
自己紹介文の例
はじめまして、〇〇〇って言います。
出身は青森です。手に職をつけるために東京に来て5年くらいになります。
仕事はカメラマンをやっていて、幼稚園や小学校に行ってイベントの様子なんかを撮っています(子供達に毎日癒されています)
男性が多い職場なので、上京してからなかなか出会いがありません…
休日は、家で料理をしたり、近くの公園で読書したりする時間が好きです。たまに映画館に行ったりもします。(恋愛映画は感情移入しやすいほうです)
周りからは「いつもニコニコしてるね」と言われるので、もしかしたら他の人より笑いのツボが多いかもしれません。
そんな笑える毎日を、一緒に過ごせる相手と出会えたらいいなと思っています。
こんな私ですが、よろしくお願いします!
まとめ
プロフィールは、自分の気持ちや考えを相手に伝える唯一の方法です。
実際に私は、この自己紹介文の書き方で、with(ウィズ)というサービスを利用したその日のうちに6人とマッチングしています。
夢や理想を相手にぶつけるのではなく、「自分」という人間をアピールし、相手にたくさん興味を持ってもらいましょう!